”学び舎”の歴史、第二章
農福連携事業「スクールファーム河辺」がスタート
「農」 LEDきらめき菜園(平成25年3月より稼働中)
安全・安心な野菜を口にする。
そんな単純な事が少しづつ難しい時代になってきました。
また、食料自給率の低下や農業の担い手不足なども深刻化し、将来に向けた「食」に対する安心度をどう確保していくかは、生活の基盤を脅かす重要な課題です。
そんな中、昨今は植物工場での野菜づくりへの技術がより進化してきています。
弊社では秋田県初となるLED光源による完全屋内閉鎖型工場を採用。その中では、雪国秋田にあっても年間を通して天候に左右されず野菜を栽培できます。
もちろん、四方を抗菌パネルで囲まれた室内はクリーンルーム仕様となっており完全無農薬で安全・安心。
また、LED照明は省電力・長寿命・低発熱により大幅な省エネ化を実現し、栄養価の高いおいしい野菜を安定的にお届けできます。
「福」 障がい者が働く就労継続支援事業所(A型・B型)
スクールファム河辺は2013年12月19日、秋田市より指定障害福祉サービス事業所(種別:就労継続支援B型)の認可を取得致しました。
LEDきらめき菜園(植物工場)の完成と併せ、同A型事業所としての認可も取得。
障がい者が真の意味で自立し、また快適で豊かな生活を送るための一助として、弊社では「農福連携」というテーマを掲げました。
「就労継続支援事業所」とは
障がい者自立支援法に基づく障害福祉サービスの1つ。一般企業への就職が困難な障がい者に就労機会を提供するとともに、生産活動を通じて、その知識と能力の向上に必要な訓練などの障がい福祉サービスを供与することを目的としています。同事業所の形態にはA、B二種類あり、「A型」は障がい者と雇用契約を結び、原則として最低賃金を保障するしくみの“雇用型”。「B型」は契約を結ばず、利用者が比較的自由に働ける“非雇用型”です。